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コラム

子猫のおやつはいつから?与える頻度や種類について

2023.01.23 2024.03.12

子猫におやつを与える場合、いつから与えたら良いのか悩む飼い主さんもいるのではないでしょうか。おやつを与える場合は、子猫の健康にも留意する必要があります。

この記事では、子猫におやつを与える頻度やおやつの種類について、解説していきます。

猫におやつはあげる必要はある?

栄養的な観点からいうと、子猫におやつは必要ありません。普段食べているキャットフードが総合栄養食であれば、必要な栄養素を十分補えるからです。猫にとって、あくまでも間食としての位置づけのおやつですが、栄養面や空腹を満たす以外にも、役割やメリットがあります。

子猫におやつをあげるメリット

子猫におやつを与える場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ご褒美としておやつをあげる

猫が嫌なことをしたあとのご褒美として、おやつを利用すると良いです。たとえば、爪切りやシャンプーといったお手入れ、留守番をさせるときや病院に連れて行くときなど、猫が嫌がってもしなければならないこともあります。嫌がることが出来たあとに、気持ちを紛らわせるために与えましょう。おやつを貰える嬉しさから、苦手意識が低くなるかもしれません。重要なのはおやつを与えるタイミングで、嫌な思いを乗り切った直後に与えることです。時間が経つと、なぜおやつを貰えたのか分からなくなってしまうので、気を付けましょう。

コミュニケーションを取るためにあげる

愛猫とのコミュニケーションの一環として、おやつを使用するのもおすすめです。おやつは、コミュニケーションツールとしても役立ちます。愛猫が鳴きながら「おやつが欲しい」と訴えてきたり、そばでじっと見つめてきたり、すり寄ってきたりするかもしれません。おやつを与えてご機嫌なときに、スキンシップの時間を取ると良いです。愛猫の身体に触れて、被毛や皮膚に病気や異常がないか、健康チェックしましょう。

ストレスケアのためにあげる

おやつには、ストレスを緩和させる役割もあります。もともと猫は狩猟動物です。現代の家猫は狩りができないため、本能が満たされないことがストレスを溜める要因になってしまうことも。家猫であっても、遊んだあとにご飯を食べるという一連の行動は、狩りの疑似体験になります。たくさん遊ばせたあとに、おやつを与えれば、猫の本能的な欲求を満たすことができ、ストレスケアに繋がるでしょう。

食欲がないときにあげる

愛猫が食欲のないときに、栄養面のサポートとしておやつを活用できます。猫は、食事をより好みしたり、気分によって食べ残しをしたりすることが少なくありません。また、食欲が落ちて、水すら受け付けないこともあります。そんなときには、栄養の補助的な役割や食欲増進を目的として、栄養価の高いおやつを与えましょう。また水分補給をさせたいときは、水分量の多いウェットタイプのおやつがおすすめです。愛猫の体調や状況に応じて、適したおやつを与えてみてください。

猫におやつをあげるのはいつから?

猫におやつを与える場合は、歯が成長しさまざまな食べ物が食べられるようになる、生後6か月~1歳を目安に与えましょう。注意点として、ミルクを飲んで育つ生後3か月未満の子猫にはおやつを与えないでください。子猫の体は、消化器官はもちろん、歯も未熟な状態です。徐々に子猫用のご飯が食べられるようになりますが、おやつは必要としません。3か月未満の子猫は、子猫用のフードからバランス良く栄養を摂ることが大切です。

子猫(1歳ぐらい)にあげるときのポイント

1歳ぐらいまでの子猫には、食べられるものの範囲を広げて味覚を育てるために、いろいろなタイプのおやつを与えるのがポイントです。味覚は、1歳までに食べたもので決まるとされています。幼いうちから、さまざまな種類の味や食感に触れておくことで、段階的に食べられるものを増やしておきましょう。

成猫(1歳~6歳ごろ)にあげるときのポイント

1歳~6歳ごろの成猫には、肥満にならないようにおやつは運動の前後に与えるようにしましょう。室内でのみ飼育されている家猫は、運動量が不足しがちで、肥満気味の傾向があります。おやつの与える量に注意し、体重を管理するようにしてください。与えるおやつの内容よりも、運動とセットで与えることがポイントです。

老猫(7歳ごろ~)にあげるときのポイント

7歳を過ぎた老猫は、代謝が落ちて、体重が減少傾向にある場合が多いです。この時期は、食欲を促すためや体重維持のためにおやつを活用しましょう。愛猫が好んで食べるものを選んだり、足りない栄養や水分を補うために用いたりするのがポイントです。歯が弱っている老猫には、ペーストタイプのものが適しています。

子猫におやつをあげるときの注意点

子猫におやつを与えるときは、次のような点に注意してください。

おやつをあげる頻度は1日3回まで

おやつを与える頻度は1日3回までに留めましょう。おやつを頻繁に与えてしまうと、本来の栄養源となっているごはんを食べなくなることがあります。ごはんをしっかり食べてもらうためにも、おやつは食前ではなく、食後や食間に与えましょう。必要でなければ特に与えなくても問題ありません。おやつはあくまで嗜好品です。

量は少なくする

1回に与えるおやつの量は少なめにしましょう。愛猫が喜ぶからといって与えすぎると、肥満の原因になります。おやつの量は、1日の総カロリーの1割から2割程度が目安です。また、獣医師さんから食事制限が出ている場合や療養中の場合は指示を仰いでください。

人間の食べ物はあげないようにする

人間の食べ物は猫には与えないようにしましょう。チーズやアイスクリームなどの乳製品には、多量の塩分や糖分が含まれており、猫が食べると、過剰摂取になる恐れがあります。また、ねぎ類やスパイス、などは、猫の体にとって毒になる成分が多く含まれているため、危険です。猫のおやつに人間の食べ物を与えるのは避けてください。

猫のおやつの種類と選び方

猫のおやつにもさまざまな種類があります。使われている原材料、配合している成分、産地など、内容表記を確認することも大切です。ここでは、おやつの種類をご紹介します。

カリカリなどのドライタイプ

カリカリなどのドライタイプのおやつは、食べきりサイズで小分けになっているものが多く、外出する際にも持ち運びやすいのが利点です。日持ちしやすく保存が効くため、食べきれない場合も、量を調整することができます。また、万が一こぼしても掃除がしやすく、扱いやすいのもメリットです。

パウチに入っているウェットタイプ

程よく水分を含んだウェットタイプのおやつは、あまり水分を取ってくれないときの水分補給にもなります。ウェットタイプは、適度なやわらかさと噛み応えがあるのが特徴です。真空パックされており、焼いた魚やササミ肉など、素材を丸ごとおやつにした商品もあります。初めて与える場合は、ほぐして少しずつ与えてみてください。嗜好性が高いおやつのため、食欲を促すのに効果的です。

オーラルケアができるガムタイプ

噛むことにより、口腔内をケアができるのが、ガムタイプのおやつです。歯石を除去したり、歯茎を丈夫にしたりする効果が期待できます。硬さや形状はさまざまなので、猫の大きさや噛む力によって選びましょう。口の奥まで噛めるタイプのものは、ケアしにくい奥歯についた歯石も取れやすいです。

ごはんのトッピングにしやすいフリーズドライタイプ

フリーズドライタイプのおやつは、魚やささみなどを凍結乾燥させたものです。素材の栄養が損なわれることなく、そのまま閉じ込められています。無添加のものが多く安心して与えられるだけでなく、常温で長期保存が可能です。普段のご飯にトッピングすれば、風味が良く、食欲をそそります。食欲が落ちていて、ごはんの食いつきが悪い場合に利用すると、改善できるでしょう。ただし、与えすぎると、おやつなしではごはんを食べなくなることがあるので、注意しましょう。

食いつきが良いペーストタイプ

ペーストタイプのおやつは、猫の食いつきが良く、人気があります。素材をペースト状にしてパックにしたもので、猫にとって食べやすい形状のおやつです。香りが良いため、封を開けた瞬間、喜んで飛んでくる子も少なくありません。味もいろいろなものがあり、好みに合わせて選ぶことができます。水分を多く含むため、水分が取れない愛猫の水分補給にも適しています。

猫のおやつは手作りのほうが良い場合もある

市販のおやつは味が濃いものがあるため、内臓疾患がある子は、手作りのおやつの方が良い場合があります。おやつを手づくりする場合は、調味料での味つけは必要なく、素材の味だけで十分です。

まとめ

子猫におやつを与える場合は、生後3か月未満は避け、1歳頃を目安に与えましょう。子猫にとって、おやつは必ずしも必要なものではありませんが、飼い主さんとのコミュニケーション手段やご褒美として、食欲増進や栄養補給などのケアとしても活用できます。

ただし、あくまでもごはんをメインにして、おやつは補助的な役割で使うようにしましょう。猫のおやつもさまざまな種類があり、味や形状、機能が異なります。使う用途や嗜好に合わせて、愛猫が喜ぶものを見つけてみてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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