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コラム

ブルーアイの犬は病気なの?飼育する際の注意点について解説

2022.09.26 2024.03.11

青い目をした犬は、どこか神秘的で心惹かれますよね。青い目、いわゆるブルーアイは遺伝的、環境的な要因が関与しており、目や耳に障害が起きやすいといわれています。

この記事では、ブルーアイの犬を飼育する際の注意点について、ご紹介します。ブルーアイに対する正しい知識を持って、適切に飼育しましょう。

ブルーアイとは?

ブルーアイとは、両方の瞳の色が青い色や薄い色になることを指します。ちなみに左右の目の色が違う個体をオッドアイ、片目が青い目の犬は原因によっては、バイアイと表現します。

瞳の色は、虹彩と呼ばれる薄い膜によって決まりますが、虹彩の中のメラニン色素の量が少ないと、ブルーアイになるとされています。ブルーアイの発現は、環境的な要因も大きいです。日照時間が少なく寒い地域で育った犬は、あまり紫外線を浴びないため、生まれつきメラニン色素が少なく、ブルーアイの子が多いとされています。

環境のほかにブルーアイになる原因として、先天的なものと後天的なものがあります。先天的なものは、遺伝子が関与しているケースです。この場合は、胎内で色素が正常に作られなかったことが原因だとされています。後天的なものは、病気や事故により目の神経が損傷し、色素に影響が出たことによるものです。

また、病気によって、目が青く見える状態になることがあります。たとえば、犬アデノウイルスによる犬伝染性肝炎の回復期は、角膜浮腫によりブルーアイになることがあり、その場合ぶどう膜炎も起こすことが多いです。そのほかにも、ワクチン接種後にブルーアイになることがあります。

ブルーアイの犬は病気や注意点

ブルーアイの犬は、遺伝的要因により、体の各器官に影響が出る場合があります。ここでは、ブルーアイの犬が気をつけたい病気や注意すべき点について、見ていきましょう。

目が紫外線の影響を受けやすい

ブルーアイの犬は目の色素が薄いため、直接紫外線の影響を受けてしまいます。人間でも青い目の外国人がサングラスをかけて目を保護しますが、これも紫外線からのダメージを防ぐためです。
室内であっても紫外線から守る必要があります。特に愛犬の寝床に直射日光が当たっている場合は、当たらない位置に移動してあげてください。また、直射日光が当たる時間帯は、カーテンやブラインドなどで対策すると良いでしょう。

視覚や聴覚が失っていないか気を付ける

ブルーアイは視覚だけでなく、目に近い聴覚にも障害が発生することがあります。また、子犬の頃は問題がなくても、成長と共に失明してしまうケースも少なくありません。必ずしも目や耳に異常があるとは限りませんが、念のため病院で定期検診を受けることをおすすめします。

内臓疾患の可能性がある

劣性遺伝を受け継ぐことで発現することがあるブルーアイですが、のちのち心臓などの内臓に疾患が出てくることがあります。遺伝的疾患があるかどうかは、両親の病歴にもよるため、両親が遺伝的な病気にかかっていないか、確認すると良いでしょう。

ブルーアイが生まれてきやすい犬種

ブルーアイが発現しやすい犬種をご紹介します。

シベリアンハスキー

体高・体重と平均寿命

体高

オス53~60㎝、メス51~56㎝

体重

オス20~27㎏、メス16~23㎏

平均寿命

12~15歳

飼い方

シベリアンハスキーは、穏やかで仲間意識が強く、飼い主さんに従順な性格です。頑固な面があるため、自分の思うようにならないと拒否することも。しつけは根気よく、繰り返し行ってください。運動量が多いため、散歩の他にもドッグランなどで自由に運動させるのがおすすめです。

注意点

暑さに弱い犬種なので、夏場はエアコンなどで温度管理をする必要があります。毛量が豊富なため、換毛期は抜け毛が多いです。ケアを怠ると皮膚炎を起こすこともあるので、こまめなブラッシングと定期的なシャンプーをしてください。病気の面では、遺伝性の「股関節形成不全」になりやすいため、歩行に異常が見られたら、動物病院を受診しましょう。また、遺伝的に「てんかん」を発症しやすいです。発作を起こしたら落ち着いて対処するようにしてください。ほかにも、「白内障」になりやすいため、早い段階で進行を抑えるための治療を行うようにしましょう。

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関連記事:シベリアンハスキーの性格や特徴からしつけのコツ、飼い方を紹介します

オーストラリアン・シェパード

体高・体重と平均寿命

体高

オス51~58㎝、メス46~53㎝

体重

18~35㎏

平均寿命

12~15歳

飼い方

オーストラリアン・シェパードは、家族に愛情深く、献身的な性格です。大人しいので、小さな子供がいる家庭にも適しています。牧畜犬の本能から、小動物や小さな子供を軽く噛んで、動きをコントロールしようとする癖があります。噛み癖は、子犬のうちにしつけておくことが大切です。運動量が豊富なので、運動不足になるとストレスを溜めてしまいます。ドッグランなどで、思い切り走らせる機会を作ると良いでしょう。

注意点

長毛のダブルコートなので、抜け毛が多いです。毎日こまめにブラッシングをしてあげてください。病気の面では、「白内障」や「コリーアイ」、「進行性網膜萎縮症」などの遺伝性の眼疾患になりやすいです。目の異常があれば、獣医師さんの診察を受けましょう。また、「皮膚炎」を起こしやすい犬種です。こまめにシャンプーをして清潔に保ってください。そのほかにも、「尿路結石」になりやすいため、普段から水分を多めに摂取させ、尿の状態をチェックしておきましょう。

ダルメシアン

体高・体重と平均寿命

体高

オス58~61㎝、メス56~58㎝

体重

オス15~32㎏、メス16~24㎏

平均寿命

10~13歳

飼い方

ダルメシアンは、好奇心旺盛で遊び好きな性格です。フレンドリーで家族に対して優しいですが、活発なので相手にケガをさせないように注意してください。飼い主さんや慣れた相手には、愛情深く懐きますが、見知らぬ人には神経質になることも。元々猟犬として活躍してため、人間の指示に従うことを嫌がりません。飼い主さんがリーダーシップを取ることで良い関係を築けます。

注意点

短毛種ですが、抜け毛が多いため、ケアが不十分だと皮膚病になることがあります。丁寧にブラッシングし、濡れたタオルで体を拭いて清潔に保つようにしてください。病気の面では、「尿路結石」になりやすいため、十分な水分を摂らせ、バランスの良い食事を心がけましょう。また、遺伝的に聴覚障害や難聴になることがあります。声ではなく、ジェスチャーでコミュニケーションを取ることが必要です。そのほかにも、「胃捻転」になりやすいため、早食い対策をし、食後すぐの運動は控えるようにしてください。

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関連記事:ダルメシアンの特徴や性格について紹介します!

ボーダーコリー

体高・体重と平均寿命

体高

オス48~56㎝、メス46~53㎝

体重

オス14~20㎏、メス12~19㎏

平均寿命

10~15歳

飼い方

ボーダーコリーは、家族に対して愛情深く、従順な性格です。運動欲求や作業欲求が強く、スタミナがあります。散歩の他に、ドッグランなどで存分に走らせたり、知的な遊びを取り入れたりすると良いでしょう。

牧羊犬の性質から動くものに対して、吠えたり追いかけたりしやすいです。飼い主さんの指示に従って行動できるように、子犬の頃からトレーニングしておきましょう。とても賢い犬種なので、曖昧な態度やしつけをすると、言うことを聞かなくなります。飼い主さんは一貫した態度でしつけるようにしてください。

注意点

被毛が厚く、暑さが苦手なので、熱中症対策のためにも、室温を管理する必要があります。また、こまめなブラッシングで、抜け毛を除去するようにしてください。病気の面では、「股関節形成不全」になりやすいです。激しい運動や肥満により足腰に負担をかけないように注意してください。また、発症率は低いですが、「セロイドリポフスチン症」や「コリーアイ」、「グレーコリー症候群」といった、さまざまな遺伝病にかかるリスクがあります。異常が見られたら、動物病院で診てもらってください。

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ミニチュアダックスフンド

体高・体重と平均寿命

体高

21~25㎝

体重

5㎏前後

平均寿命

12~16歳

飼い方

ミニチュアダックスフンドは、明るく温和で人懐っこい性格です。仲間意識が強く、多頭飼いにも向いています。状況を見て判断でき、順応性に優れているため、しつけやすいです。好奇心が強くて非常に活発なので、ストレスを解消するためにも、日頃から適度に運動させるようにしましょう。猟犬としての性質から、無駄吠えしやすい犬種です。吠え癖がつくと直すのが難しいため、早い時期からしっかりしつけるようにしてください。

注意点

食いしん坊な子が多く、肥満になりやすいため、カロリーコントロールと適度な運動が大切です。病気の面では、「皮膚病」になりやすいです。特に長毛種の子は、こまめにブラッシングをしつつ、皮膚の状態をチェックしましょう。また、「椎間板ヘルニア」になりやすいため、滑りやすい床にはマットやカーペットを敷くなどして、腰への負担を軽減してください。ほかにも、垂れ耳で「外耳炎」になりやすいため、定期的な耳掃除が必要です。「緑内障」や「白内障」といった眼疾患にもかかりやすいです。目の異常が見られたら、獣医師さんの診察を受けましょう。

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シーズー

体高・体重と平均寿命

体高

オス57~62㎝、メス55~60㎝

体重

4~7㎏

平均寿命

10~16歳

飼い方

シーズーは、温厚で大人しく、人懐っこい性格です。子供や高齢者にもフレンドリーに接することができ、どんな家庭でも飼いやすい犬種です。賢く物覚えが良いので、しつけで困ることはないでしょう。ただし頑固な面もあるため、根気よくダメなことははっきり伝え、褒めてしつけるようにしてください。毎日の散歩や部屋での遊びなど、適度な運動も必要です。

注意点

長毛のダブルコートで、毛玉ができやすいため、こまめなブラッシングが欠かせません。フルコートにせず、短く毛をカットしても良いでしょう。目が大きく突出しているので、「緑内障」や「角膜症」になりやすいです。日常生活で、眼球が傷つかないように注意してください。また、垂れ耳で蒸れやすく、皮脂が溜まりやすいです。「外耳炎」になりやすいため、耳掃除をしてあげてください。また、高温多湿に弱いので、夏場はエアコンなどで室温を管理しましょう。そのほかにも、皮膚が皮脂で覆われており、「皮膚炎」になりやすいです。定期的にシャンプーして、皮膚を清潔に保つようにしてください。

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関連記事:シーズーの特徴や性格は?飼い方としつけ方を解説します!

グレードデン

体高・体重と平均寿命

体高

オス76~90㎝、メス71~84㎝

体重

オス54~90㎏、メス45~59㎏

平均寿命

8~10歳

飼い方

グレードデンは、穏やかで飼い主さんへの忠誠心が高いです。大きな犬種なので、体に合わせた広い飼育スペースを用意しましょう。力が強く、他の人や動物に飛びつくと、ケガをさせてしまう恐れがあります。飼い主さんがコントロールできるよう、しっかりしつけてください。運動量が豊富なので、毎日の散歩に加えて、ドッグランで自由に走らせるなどして、ストレスが溜まらないようにしてあげてください。

注意点

暑さ寒さに弱いため、一年を通して、室内を快適な温湿度に保つようにしてください。被毛のお手入れは、固く絞ったタオルで全身を拭くのが基本です。病気の面では、「胃拡張・胃捻転」になりやすいため、食事はゆっくり摂らせ、食後すぐの運動は控えてください。また、「股関節形成不全」になりやすいので、歩行に異常がある場合は、獣医師さんに診てもらいましょう。そのほかにも、遺伝性の「拡張性心筋症」になりやすいです。定期検診を受けて、早期発見に努めてください。「甲状腺機能亢進症」になりやすいので、普段と違う様子が見られたら、動物病院へ連れて行きましょう。

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関連記事:グレートデンの性格や特徴は?飼い方やしつけ方について紹介します!

ドーベルマン

体高・体重と平均寿命

体高

オス66~72㎝、メス61~68㎝

体重

オス40~45㎏、メス32~35㎏

平均寿命

10~13歳

飼い方

ドーベルマンは、落ち着きがあり、人懐っこい性格です。甘えん坊な面があり、怖そうな外見とのギャップに癒される飼い主さんも少なくありません。警戒心が強く、飼い主さんを守ろうと攻撃的になることがあります。事故の事例がある犬種なので、早くから社会性を身に付け、外でも他の人や犬にケガをさせないようにきちんとしつけてください。運動量が多いので、ジョギングしながら散歩したり、ドッグランで自由に走らせたりすると良いでしょう。

注意点

「胃捻転」になりやすいため、食事回数を分け、少量ずつ、ゆっくり食べさせるようにし、食後すぐの運動は控えてください。また、「股関節形成不全」になりやすいです。歩き方や座り方がおかしいなどのサインが見られたら、獣医師さんの診察を受けましょう。そのほかにも、「肥大性心筋症」になりやすいため、定期的な検診を受けておくと、早期発見に繋がります。ブルーの毛色の子は「脱毛症」になりやすいです。脱毛が見られたら、動物病院で相談してみてください。

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まとめ

ブルーアイが発現する原因には、遺伝的な要因と環境的要因が関与しています。必ずしも全てのブルーアイの子に起こるわけではありませんが、劣性遺伝により、健康上の問題を抱えるケースが少なくありません。

ブルーアイの子を迎え入れる場合は、ブルーアイを持つ原因や疾患などのリスクを知っておくことが大切です。ブルーアイの子と生活する上で、どのような点に注意すべきか、どのように健康管理をしていけば良いのか、あらかじめ考えておきましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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