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コラム

【短頭種】鼻ぺちゃぶさかわ犬種を紹介します!

2021.12.15 2024.03.06

短頭種の犬は、ぺちゃっと潰れた顔がぶさかわで、なんとも愛らしいですよね。そんな鼻ぺちゃ犬の虜になる方も少なくありません。そこで、この記事では人気の鼻ぺちゃ犬種6選をご紹介します。あわせて短頭種を飼う際に、気を付けたいポイントについてもお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

鼻ぺちゃ犬とは?

鼻ぺちゃの犬種は、鼻先から口までのマズルと呼ばれる部分が短い短頭種です。顔や体の皮膚は、たるんでしわが寄っています。独特の表情とユニークで愛らしい顔つきをしており、愛玩犬としても人気です。

クリクリして顔から飛び出した大きな瞳も魅力的な鼻ぺちゃ犬。短頭種は、鼻と目の位置が近くて、同じ高さにあること、鼻が低くて顔にのめり込んでいることが、より瞳を大きく見せる理由となっているようです。

可愛い鼻ぺちゃ犬(短頭種)6選

では、鼻ぺちゃ犬には、どのような犬種がいるのでしょうか。人気の鼻ぺちゃ犬の種類ごとの飼い方と注意点について見ていきましょう。

パグ

陽気な性格で、攻撃性の低いパグは、見た目がぶさかわだと人気です。体は肉厚で、タレ耳と高い位置に丸まった尻尾を持っています。プライドが高く、自分の意思を曲げない頑固な性格の持ち主です。

飼い方

子犬の頃からきちんとしつけて、飼い主さんがリーダーであることを示すことが大切です。活発に動かない犬種のため、運動不足になりがちですので、散歩に連れ出すようにしましょう。暑さや寒さに弱いため、気候に合わせて運動量を調節すると良いです。

注意点

パグの耳は、折れたタレ耳をしているため、通気性が悪く、湿気が溜まりやすくなります。耳ダニや外耳炎などの原因にもなるため、イヤーローションなどを使って、定期的お手入れが必要です。

パグは、体型的に太りやすく、肥満傾向にあるので、1回20分~30分程度の散歩を1日2回くらいの運動を確保し、適正体重の6~8㎏を守るようにしましょう。

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関連記事:パグの特徴や性格は?飼い方としつけの方法を紹介します

フレンチブルドッグ

フランスが原産国のフレンチブルドッグ。小さな体でもしっかりした体格の中型犬で、パワフルに動き回ります。性格は、愛情深く人懐っこい性格の子が多いです。

飼い方

フレンチブルドッグは、好奇心が強く、遊び好きです。たくさん遊び、家族と一緒にいる時間を作ってあげましょう。

アンダーバイトと呼ばれる下あごが前に出ている骨格のフレンチブルドッグは、フードの食べこぼしなどで、口周りが汚れやすいです。汚れたまま放置すると皮膚病などの疾患に繋がります。食事のあとは、こまめに拭いてあげましょう。

食欲旺盛なので、太りすぎないように食事管理には気を配りましょう。

注意点

フレンチブルドッグは、鼻が低く呼吸がしづらい犬種です。激しい運動したり、興奮したりすると、息苦しくなってしまいます。一旦興奮するとなかなか冷めない性格なので、日頃から気持ちを落ち着かせるトレーニングをしておくことも必要です。興奮した際のガス抜き対策を知っておきましょう。

フレンチブルドッグの大きな頭を支える首や背骨には負担がかかっているため、椎間板ヘルニアになりやすいです。老犬になると、骨が衰えてくるため注意してください。

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関連記事:フレンチブルドックの性格や特徴から飼い方としつけ方について紹介します!

ボストン・テリア

アメリカ合衆国のボストンで誕生したボストン・テリア。元々はボストンブルドッグと呼ばれる闘犬でした。短い鼻と尻尾を持ち、「タキシードを着た紳士」とも呼ばれています。ピンと立った大きな耳を持ち、がっちりとした体格が特徴で、人懐っこく、愛嬌のある性格です。

飼い方

ボストン・テリアは、小柄で無駄吠えせず、飼いやすいとされています。筋肉質で体力があるため、ある程度運動させましょう。また、繊細な一面があるため、しつけの際は強く叱らず、できるだけたくさん褒めることを意識すると良いです。

注意点

ボストン・テリアは、膝に問題を持つ子が多いです。片足をひょこひょこさせるスキップ運動がないか、両足が同じように動いているかを観察しましょう。アンバランスな体型をしているため、老化による筋肉量の低下により、重心の安定が難しくなります。滑りにくい床材を選ぶなどして対応してください。

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関連記事:ボストン・テリアの特徴や性格について紹介します!

シーズー

シーズーのルーツはチベット原産のラサアプソ。中国のペキニーズとの交配種になります。シルクのように滑らかな美しい長毛を持つ小型犬です。ぬいぐるみのような可愛らしい見た目とサイズ感から、日本でも家庭犬としてポピュラーな犬種となっています。毛色もバリエーション豊富です。

飼い方

シーズーは、基本的に甘えん坊で、家族想いのフレンドリーな性格です。吠え癖がない子が多いため、初心者でも飼いやすい犬種になります。

警戒心が強いため、飼い始めは根気強く接することが大切です。また、プライドが高く、頑固な一面もあります。子犬の頃から、家族との主従関係をはっきりさせ、わがままにしないために甘やかしすぎに気を付けましょう。

注意点

シーズーの被毛は、長毛でダブルコートなので、毎日のブラッシングが欠かせません。毛玉ができやすいため、アンダーコートをほぐすようにブラシをかけましょう。お手入れしやすく、短くカットする方も多いです。

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関連記事:シーズーの特徴や性格は?飼い方としつけ方を解説します!

ペキニーズ

原産国が中国のペキニーズの名前の由来は、「北京の犬」です。目と鼻の位置がほぼ直線で並んだ愛嬌のある顔つきをしています。鼻ぺちゃの犬種の中でも、群を抜いて鼻が低いです。豊かで長い毛を振りながら転がるように歩く「ローリング」と呼ばれる優雅な歩き方をします。

飼い方

愛らしい見た目に反して、自立心が強く、媚びないプライドの高さがあります。猫のようにマイペースできまぐれな子が多いです。パワフルな性格なので、毎日の散歩で外の刺激に触れさせて、ストレスを発散させることが大切です。

注意点

ペキニーズは、被毛を健康に保つためにも、毎日のブラッシングが欠かせません。抜け毛が多いので、部屋の掃除も必要です。シャンプーやカットもこまめに行いましょう。鼻が短く、目を傷つけやすいため、散歩などの際は気を付けてください。転倒防止のため、足の裏の毛は短くカットしておくと良いです。

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関連記事:ペキニーズの特徴や性格について紹介します!

チワワ

メキシコ原産だとされる小型犬のチワワ。体が小さく、神経質で臆病な性格です。飼い主さんには、忠実で献身的。賢くて、学習能力が高いので、しつけやすい犬種です。

飼い方

他の犬種に比べて、やや噛み癖が目立つ傾向があります。子犬の頃からしっかりしつけて、社会性を学ばせることがポイントです。短く分かりやすい言葉で叱り、褒めながらしつけることで、成長します。

チワワのお手入れは、スムースコート、ロングコートともに、トリミングの必要がありません。定期的にシャンプーとブラッシングを行いましょう。

注意点

可愛らしい見た目から、子どもが近づいてくることも多いです。チワワは警戒心が強いため、突然触られると噛みついたり、吠えたりすることもあります。「怖がり」であることを伝えて、距離を保つようにしましょう。

チワワは歯周病にかかりやすい犬種なので、歯磨きの習慣をつけるようにしておくと良いです。

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関連記事:チワワの性格や特徴は?種類や飼い方まで徹底解説します!

短頭種の犬を飼う際のポイント

短頭種の犬を飼うときは、体の構造上注意しなければならないポイントがあります。では、ポイントについて具体的に見ていきましょう。

いびきをかきやすい

短頭種の犬は、マズルの形状から、鼻孔の面積が狭く、先天的に呼吸がしにくい犬種です。そのため、他の犬種よりもいびきをかきやすい傾向があります。

多少のいびきは、犬種特有のものだと判断して良いでしょう。しかし、あまりにいびきが大きく気になる場合は、疾患や障害が隠れている可能性もあります。動物病院で相談してみましょう。

気温に気を付ける

鼻呼吸がしづらい短頭種の犬は、パンティングによる体温調整が上手くできません。そのため、高温多湿に弱く、熱中症のリスクが高まります。

特に夏場の暑い時期は、エアコンにより温度や湿度を管理し、過ごしやすい環境作りを心がけましょう。冬場の暖房による熱中症にも注意が必要です。

顔が汚れやすい

マズルが短いため、短頭種の犬は、食事のあとで口周りが汚れやすいです。フードボウルを台の上に置く、ボウルの下に滑り止めを敷くなど、食べやすくするための工夫をしてみると良いでしょう。短頭種向けのグッズも販売されているので、試してみてください。

目や口、鼻の周りのたるみやしわには、食べ物のカスや皮脂汚れが溜まりやすいです。放置すると、臭いや皮膚炎などトラブルの原因にもなるので、こまめに拭きとることが大切です。

シャンプーの際にも、しわの間も丁寧に洗い、清潔に保ちましょう。

飛行機に乗れないことも

愛犬と一緒に旅行や帰省をする方も増えています。短頭種の犬は、気温や気圧の変化により、体調に支障をきたす恐れがあります。そのため、飛行機に搭乗できない場合も多いです。

飛行機会社によって、規定が異なるので、サイトなどで問い合わせしてみてください。

短頭種の犬が気を付けたい病気

短頭種の犬は、鼻から続く気道が狭く、呼吸の異常が発生しやすいです。この病態を総称して、「短頭種気道症候群」といいます。

外鼻孔狭窄

短頭種の犬に見られるのが、外鼻孔狭窄という症状です。空気の通り道が悪く、わずかな運動や気温の上昇でもすぐに呼吸がしづらくなることがあります。呼吸数が増えると、強い陰圧によって喉や気道が炎症します。粘膜が腫れると、気道が狭くなり、さらに呼吸がしづらくなるという悪循環を引き起こします。

進行性の症状で、鼻の孔を広げる方法で、改善することもあります。

軟口蓋過長

短頭種の犬で最もよく見られる呼吸器疾患の症状が、軟口蓋過長症です。呼吸と嚥下に応じて鼻腔と口腔を分けているのが軟口蓋です。軟口蓋が分厚くなると、空気の通り道が狭くなってしまいます。酷い場合は、夏場の散歩中に呼吸困難で失神することも。

体重の減量や室温湿度を適切に保つこと、夏場の散歩を避けるなど、適切な対処により軽減される場合もあります。ただし根治には、軟口蓋を切除する外科的な手術が必要です。

まとめ

鼻ぺちゃの犬は、マズルが短く、顔がしわやたるみでクシャッとした表情をして、クリクリした瞳が特徴です。鼻ぺちゃの犬種のパグやフレンチブルドッグなどは、愛玩犬として人気があります。

鼻ぺちゃの犬を飼う際には、体温調節が難しいため、室内を適温に保つこと、顔周りのお手入れをするなどに気を付けることが大切です。

また呼吸器の疾患にかかりやすいため、様子に異変を感じたら、かかりつけの獣医師さんに診てもらいましょう。

短頭種には、他の犬種とは異なる部分があります。短頭種の体の特性を正しく知っておくことが必要です。愛犬に健康で長生きできるよう、適した生活環境と対応を心がけていきましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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