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コラム

小型犬に散歩は必要?散歩の仕方や運動量が少ない犬種を紹介

2022.10.17 2024.03.11

犬を飼う際に必要なのが散歩です。いざ小型犬を迎えるに当たり、散歩に関する悩みを持っている方もいるでしょう。

この記事では、小型犬の散歩の仕方や運動量の少ない犬種をご紹介します。

小型犬でも散歩は必要?

小型犬であっても、毎日の散歩は必須です。小型犬は体が小さいため、「散歩は不要」だと思う方もいるかもしれませんが、犬の心身の健康を保つためにも散歩は欠かせません。

室内飼いでは満足に運動できず、肥満や筋力の低下に繋がります。また、運動不足からストレスを解消できず、いたずらなどの問題行動が増えたり、病気になるリスクが高まる可能性もあります。

短い時間であっても、外に連れ出すことで、愛犬のよい気分転換や社会勉強になります。犬の本能的な欲求である探索活動や縄張り活動を満たす意味でも、毎日散歩に連れて行ってあげましょう。

小型犬の適切な散歩量は?

犬種により、適切な散歩量は異なります。散歩の回数は、1日2回が理想です。犬種に適した散歩量を確認しましょう。

愛玩犬として飼われることが多いチワワ、シーズー、狆、パグ、ペキニーズ、マルチーズなどの犬種は、運動量が少なめなので散歩の時間は20~30分程度が目安です。

番犬として扱われるポメラニアン、日本スピッツ、柴犬、フレンチブルドッグなどの犬種は、30~40分程度を目安にし、牧羊犬、使役犬、猟犬として活躍していたトイプードル、コーギー、ミニチュアシュナウザー、パピヨン、テリア種ミニチュアダックアフンドなどの犬種は、運動量が多いため、40~60分程度の散歩時間を確保しましょう。

小型犬を散歩する際に気を付けること

次に小型犬を散歩する際の注意点について、見ていきましょう。

散歩の時間帯

季節や気温によって、散歩の時間帯を変えましょう。特に小型犬はアスファルトの照り返しを直接受けてしまいます。夏は気温の上がる昼間の時間は避け、涼しい早朝や夕方の時間帯に、冬は暖かい日中に行うのがおすすめです。その日の天気にあわせて、散歩の時間を決めてみてください。夜間の散歩は、安全のために首輪やリードにライトを装着すると良いでしょう。

拾い食い

犬は本能的に拾い食いをします。特に好奇心旺盛な性格の子の場合は、注意してください。散歩の道中には、ゴミやタバコの吸い殻など、犬にとって危険なものも多いです。命に関わる場合もあるため、散歩中は愛犬から目を離さないようにしましょう。

犬同士の接触

散歩をしていると、他の犬との接触は避けられません。ときには、お互い激しく吠え合うこともあります。愛犬が怖がっている様子なら、相手の犬と距離を取ってください。落ち着いたら、徐々に近づき、相性が良い場合は、犬同士遊ばせてあげても良いでしょう。

階段や坂道続きの場所

小型犬の場合、できるだけ階段や坂道が多い場所は避けましょう。関節に負担がかかって、骨折や脱臼の原因になる可能性があります。もし避けられない場合は、抱っこしてあげてください。

無理に散歩させない

散歩を嫌がる場合は、無理に引っ張ったりせずに、別の日に連れ出してみてください。社会化ができていない可能性もあります。まずは周りの環境に慣れさせて、犬が自分で歩き出すのを待ってみましょう。気分屋で散歩に行きたがらない場合もあるので、臨機応変に対応してください。

小型犬の散歩はいつから?

散歩デビューは、ワクチンの必要回数を接種してから2週間経った頃が目安です。ワクチンの接種が済んでいない状態で散歩に出ると、感染症にかかる可能性があります。予防可能な感染症の免疫ができるまでは、外の地面を歩かせるのは控えてください。

生後6~8週の子犬の頃は、犬の社会化期にあたり、社会性が最も育つ時期です。警戒心や恐怖心が芽生える前に、外の刺激に触れておくのは重要です。ワクチン接種前は、周りのものに触れることは避けるべきですが、抱っこやキャリーバックに入れて連れ出し、少しずつ慣らしていくと良いです

初めて散歩に連れ出すときは、体調にも気を配りましょう。不安な場合は、獣医師さんにワクチンの接種状況を伝えると、適切な時期を教えてもらえるので、聞いてみてください。

散歩デビューに必要なアイテム

散歩デビューする前に、散歩に必要なアイテムを揃えておきましょう。選び方なども確認してみてください。

リード

リードは、飼い主さんの手に馴染みやすい素材のものを選びましょう。一般的なリードのほかに、長さを調節できるフレキシリードと呼ばれるタイプのものもあります。使い方にコツが要りますが、リードがある程度の長さまで伸びるので、愛犬が走り回って遊べます。リードを伸ばす際は、周りに十分注意して使用しましょう。

首輪

はじめての首輪は、装着したときにできるだけ違和感がないよう、幅広で柔らかい素材のものがおすすめです。万が一脱走してしまったときのために、迷子札もつけておきましょう。首輪のほかにも、胴体に装着するハーネスタイプのものもあります。

エチケットグッズ

屋外で愛犬がうんちをした場合、飼い主さんが持ち帰るのがマナーです。外でうんちをしない場合も、必ずエチケット袋を持ち歩きましょう。

ペットボトル

散歩中の水分補給のために、水を入れたペットボトルが必要です。飲ませるだけでなく、電柱などにおしっこをした際も、水をかけて洗い流すために使えます。

散歩量の少ない小型犬9選

散歩量の少ない小型犬9選をご紹介します。

ペキニーズ

体高・体重と平均寿命

体高

20㎝前後

体重

5㎏前後

平均寿命

12~15歳

飼い方

ペキニーズは、独立心旺盛でマイペースで、飼い主さんに依存しない猫のような性格をしています。家族には忠実ですが、人見知りするため、家族以外の人には懐きにくいです。運動量が少なく、散歩ものんびり歩いたり、室内で遊んだりすることを好みます。

注意点

ボリュームのある被毛は、抜け毛が多く、ブラッシングやシャンプーなどの手入れが必要です。病気の面では、先天性の「鼻腔狭窄」や「軟口蓋過長症」なりやすいです。適切な治療や手術で症状が緩和されるので、呼吸がしづらい場合は、動物病院を受診しましょう。また、目が突出して大きいため、「乾性角膜炎」になりやすいです。日頃から目を傷つけないように注意してください。

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関連記事:ペキニーズの特徴や性格について紹介します!

狆(チン)

体高・体重と平均寿命

体高

23~27㎝

体重

3~5㎏

平均寿命

12~14歳

飼い方

狆は物静かで穏やか、落ち着いた性格で家庭犬としても飼いやすいです。運動量が少ないので、高齢の方にも向いています。ゆっくり過ごすことを好むので、居心地のよい寝床を用意してあげてください。大人しいからといって放っておくと、ストレスを溜めてしまう為、一緒に遊んであげてください。噛み癖や吠え癖はつきにくい犬種ですが、子犬の頃から基本的なしつけをし、様々な刺激に慣れさせておくことも大切です。

注意点

ブラッシングなど、被毛のお手入れは欠かせません。寒さ暑さに弱い犬種なので、室内の温度を調節してください。肥満になりやすいため、食事でコントロールしましょう。垂れ耳で外耳炎になりやすいため、定期的な耳の掃除が必要です。病気の面では、生まれつき「膝蓋骨脱臼」になりやすいため、歩行に異常があれば、獣医師さんの診察を受けてください。また、「皮膚疾患」になりやすいため、日頃から皮膚の状態をチェックしましょう。ほかにも、「眼瞼内反症」になりやすいです。早期治療が大切なので、目に異常があれば、早めに動物病院へ連れて行ってください。

チワワ

体高・体重と平均寿命

体高

15~23㎝

体重

1.5~3㎏

平均寿命

12~20歳

飼い方

チワワは警戒心が強く、臆病な性格なので、初対面の人には懐きにくい面があります。とても賢く、学習能力が高いですが、頑固な面もあります。甘やかすと吠え癖や噛み癖がでることがあるので、飼い主さんがリーダーであることを認識させ、メリハリのあるしつけをしてください。

注意点

暑さや寒さに弱いため、夏場は暑い時間の散歩を避け、冬は防寒対策をしてください。できるだけ膝に負担がかからぬよう肥満に注意し、滑りやすい床材は改善が必要です。病気の面では、「膝蓋骨脱臼」になりやすいため、歩き方や動作に異変があれば、動物病院へ連れていきましょう。また、「尿石症」になりやすいため、普段から尿の状態を確認するようにしてください。ほかにも、子犬期は「低血糖」になりやすいため、脱力や痙攣が見られたら、すぐに獣医師さんの診察を受けてください。

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関連記事:チワワの性格や特徴は?種類や飼い方まで徹底解説します!

マルチーズ

体高・体重と平均寿命

体高

20~25㎝

体重

2~3㎏

平均寿命

12~15歳

飼い方

マルチーズは、愛情深く従順、遊び好きで勇敢です。人懐っこくて大人しく、運動量が少ないので、室内飼いに適しています。気が強い面があり、甘やかすと要求吠えや噛み癖が出ることがあります。飼い主さんは愛犬のわがままを通さず、毅然とした態度でしつけてください。

注意点

寒さに弱いため、冬場は防寒対策が必要です。被毛は絡まりやすいため、定期的にトリミングをお願いしましょう。病気の面では、「膝蓋骨脱臼」になりやすいため、歩行に異常があれば、速やかに動物病院で診てもらってください。また、「気管虚脱」になりやすいため、激しい運動は控えましょう。

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関連記事:マルチーズの特徴や性格は?飼い方やしつけ方を紹介します!

ポメラニアン

体高・体重と平均寿命

体高

18~25㎝

体重

1.4~2.5㎏

平均寿命

12~16歳

飼い方

ポメラニアンは、元気いっぱいで好奇心旺盛な性格です。社交的で協調性があるので、多頭飼いにも向いています。甘えん坊で、飼い主さんといることを好みます。留守番は苦手なので、慣れさせていきましょう。臆病で警戒心が強い面があり、吠え癖や噛み癖に繋がることも。子犬の頃から、たくさんの経験をさせることで、トラブルはかなり軽減できます。

注意点

抜け毛が多いので、特に換毛期はこまめにブラッシングをしてください。夏は熱中症になりやすいため、サマーカットをするのも有効です。病気の面では、骨が細いため「骨折」や「膝蓋骨脱臼」になりやすいです。高所への立ち入りを防ぎ、フローリングにはマットを敷きましょう。また、歯垢が溜まりやすく、「歯周病」や「歯肉炎」になりやすいため、お口のケアが必要です。ほかにも、「気管虚脱」になりやすいため、咳の症状があれば、動物病院を受診してください。

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関連記事:ポメラニアンの毛色や性格の特徴、飼い方まで徹底解説します!

シーズー

体高・体重と平均寿命

体高

20~28㎝

体重

4~7㎏

平均寿命

10~16歳

飼い方

シーズーは温厚で大人しく、人懐っこい性格なので、小さな子供や高齢者のいる家庭でも飼いやすいです。賢く物覚えがいいですが、頑固な面があるため、しつけで手こずることがあるかもしれません。基本は褒めてしつけて、ダメなことははっきり伝えましょう。

注意点

抜け毛は少なめですが、毛玉が出来やすいため、毎日ブラッシングをしましょう。短くカットするのもおすすめです。高温多湿に弱いため、夏場はエアコンなどで温湿度管理をする必要があります。病気の面では、垂れ耳で蒸れやすく「外耳炎」になりやすいため、こまめに耳掃除をしてください。また、目が大きく、外に出っ張っているため、「角膜症」になりやすいです。目が傷つかないように注意してください。ほかにも、皮脂が多く「皮膚炎」になりやすいため、定期的なシャンプーで皮膚を清潔に保つようにしましょう。

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関連記事:シーズーの特徴や性格は?飼い方としつけ方を解説します!

パグ

体高・体重と平均寿命

体高

25~28㎝

体重

6~8㎏

平均寿命

12~15歳

飼い方

パグは、明るい性格で、初めて飼う方や小さな子供がいる家庭にも適しています。頑固でプライドが高い面があるため、甘やかすとわがままになることがあります。飼い主さんは甘やかさずに、毅然とした態度で、しっかりしつけるようにしてください。寂しがり屋なので、長時間の留守番は不向きです。

注意点

運動量は少ないですが、健康維持のためにも、適度に運動させましょう。暑さ寒さに弱いため、季節に応じて、室温管理をしてください。顔のしわに皮脂が溜まりやすいため、濡れタオルで拭くなどして、清潔に保ちましょう。病気の面では、「パグ脳炎」になりやすいです。痙攣や旋回、斜頸の症状が見られたら、獣医師さんに診てもらってください。また、「アレルギー性皮膚炎」や「膿皮症」になりやすいため、皮膚に異常がないか、日頃からチェックしましょう。ほかにも、「短頭種気道症候群」になりやすいため、呼吸がいつもと違う様子の場合は、速やかに獣医師さんの診察を受けてください。

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キャバリア

体高・体重と平均寿命

体高

30~33㎝

体重

5~8㎏

平均寿命

9~14歳

飼い方

キャバリアは、明るく陽気で、愛情深い性格をしています。無駄吠えも少なく、集合住宅でも飼いやすいです。社交性が高く、誰とでも仲良くできますが、番犬には適していません。寂しがり屋なので、長時間の留守番は、ストレスを溜めてしまうことがあります。

注意点

寒さに弱いため、防寒対策や空調管理は必須です。長毛で絡まりやすい毛質なので、毎日ブラッシングしてください。肥満になりやすいため、おやつや食事の与えすぎに注意しましょう。病気の面では、遺伝性の「僧帽弁閉鎖不全症」や「脊髄空洞症」になりやすいです。異常があれば、動物病院を受診してください。また、遺伝的に「黒色被毛毛包形成不全」になりやすいです。症状は脱毛のみですが、皮膚病にかかることもあるため、治療する必要があります。ほかにも、目が出っ張っているため、「結膜炎」になりやすいです。目の充血や目やになどの症状があれば、獣医師さんに診てもらいましょう。

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ヨークシャーテリア

体高・体重と平均寿命

体高

15~18㎝

体重

1.5~3㎏

平均寿命

13~16歳

飼い方

ヨークシャーテリアは、自立心が強く、勇敢な性格です。テリア種は癖がある犬種のため、性格を理解した上で、接するようにしてください。甘やかすと吠え癖がついてしまうため、子犬の頃からしっかりしつけておきましょう。活発で遊び好きなので、運動不足になると、ストレスを感じてしまうため、適度に運動させましょう。

注意点

暑さに弱いため、散歩時は照り返しに注意し、室内はエアコンなどで適温に保ちましょう。病気の面では、「膝蓋骨脱臼」や「骨折」しやすいため、膝や関節に負担がかからないよう、必要以上の運動は避け、高所からの飛び降りに注意してください。また、「気管虚脱」になりやすいため、咳の症状があれば、獣医師さんに診てもらいましょう。ほかにも、「尿石症」になりやすいため、普段から尿の状態をチェックするようにしてください。

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まとめ

同じような体格の小型犬でも、犬種により、必要な運動量は異なります。散歩時間や距離が適切でないと、運動不足でストレスを溜めたり、体に負担がかかってしまったりします。

愛犬の様子をチェックし、体調に配慮しながら、愛犬に適した散歩をすることが大切です。

また、愛犬の散歩は毎日のことなので、飼い主さんの生活スタイルや体力を考慮し、運動量の少ない犬種を検討してみると良いでしょう。

基本的なマナーやルールを守った上で、愛犬との散歩を楽しんでくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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